2011年11月11日金曜日

イルミネーション

光の雲海

11月になると、夜の繁華街がイルミネーションで華やぎます。
と、知った風な事を言ってみましたが、私は繁華街が苦手で、夜はおろか昼間もめったに出かけることはありませんけど(-_-;)

近頃は、住宅街でも競うように華々しいイルミネーションを飾りつけた家も多いですよね。
実を言うと、私はクリスマスのイルミネーションがあまり好きではありません。



水上イルミネーション



ゴテゴテと、イルミネーションで飾りつけている家を見ても、馬鹿馬鹿しいとしか感じられなくて、「何が楽しいんだか」と嘯いている嫌な奴なんです(-_-;)
まあ、自分の中に幸せそうな家庭への「妬み」みたいなものがあるのは、否めませんけど・・・(;一_一)

光の回廊


まあ、それはそれとして、街路樹などのイルミネーションを見れば「ああ、年末なんだなぁ」って感じます。
そんな小さな日常で、季節を感じるのもいいけれど、昨日はでっかいイルミネーションを見てきましたよ。
友人に誘われて、「なばなの里」のウインターイルミネーションを見てきたのです。




私は、今回初めて見たのですが、とても美しいものなんですね。
本当はね、少し馬鹿にしていたんですけど、驚きましたよ(@_@;)
Oh,fantastic!

「なばなの里」のウインターイルミネーションは、今年で8回目だそうです。
毎年楽しみにしている方がたくさんいるのだと、ウワサには聞いていましたが納得しました(^_^;) 確かに、綺麗です。

園内は、平日にもかかわらず若いカップル、家族連れ、老夫婦でいっぱいでした。
世界中で、天変地異が起きていようとも、ここは別世界、みーんな幸せそうに見えます。
こんな「平和ボケ」していていいのか?って気もしましたが、光には人の心をなごませる力があるんですね。

「希望の光」とか「救いの光」とか言葉があるように、考えてみたら「光」の前に付く形容詞に、否定的なものはありませんよね。
こんな私でも、地震や津波で被害に遭われた方達に「この美しい光を見せてあげられたら、どんなにいいだろう」と祈りたい気持ちになりました。
やっぱり、光は希望であり、祈りでもあるとつくづく感じましたよ(=_=)
さて、「冬華の競演(トウカのキョウエン)」と題されたイルミネーションですが、園内のあらゆる場所にそれぞれテーマを持ったエリアがあります。
まずは、一面ブルーのLEDが輝く「光の雲海」というテーマの場所が見えてきます。
いくつものアーチがあり、なんだかメルヘンチックで、私には少々、似合わないエリアなので横目で見つつ通り過ぎ、「ツインツリー」や「水上イルミネーション」を眺めながら歩いて行きます。
ながーい「光の回廊」は、ゴールドに輝く白熱電球が使われ、温かみのある光で演出されています。
まるで、別世界への入り口、タイムトンネルのようでもあるし、人生のステージのようでもあります。



一番の見どころは、8,000坪の敷地に繰り広げられる「日本の四季」と題されたイルミネーション。
移りゆく季節を、一本の桜の木をメインに据え、イルミネーションによって変化していく様子を表現していているのですが、音楽も含め、なかなかの演出で感動ものでした。
帰り道は、「虹」と題された白っぽい中に7色に変化するLEDのトンネルをぬけていきます。
鏡池



やっぱり、光は、いいものですね。
なんだか、ほっこりした気持になりましたよ(^O^)

もうひとつ、最後に美しい光景に出合いました。
「鏡池」と題された場所。
池に映し出された紅葉がとても幻想的で、思わず「秋だなぁ」って、つぶやいてしまいますよ、きっと。


私は「なばなの里」のまわし者じゃないですけど、みなさんも一度訪れてみたらいかがですか?
ストレスを抱えてる人も、ちょっぴり、しあわせになれますよ。
ただし、ものすごく混んでますけど・・・。

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