2011年9月22日木曜日

お茶にしましょう


お抹茶

日本には、お茶の文化があるけれど、「お茶、しましょう」って、言われたら・・・ 
coffee or tea?になってしまいますよね。

友人が遊びに来ても、コーヒーか紅茶を出すようになったのは、いつ頃からかな(?_?)
緑茶大好きなのに気づいたら、ゆっくりと緑茶を味わう習慣がほとんどなくなっている自分に驚いたりして(@_@;)。

ロイヤルクラウンダービーのティーセット




特別コーヒー通でもないのにエスプレッソマシンを買ってみたり、イギリス製の紅茶や高価なボーンチャイナのカップを揃えたり、なんだかコーヒーや紅茶のほうが優雅で素敵だと勘違いしていた自分が見えてきました。
甚だしい勘違いですけど、こうなったのには茶道に対するコンプレックスがあったからでもあります。


20年前京都の骨董屋で買った京焼の煎茶器



実は私、お茶をいれるのがかなり下手なんです(-_-;)。
お抹茶は言うに及ばず、煎茶さえおいしくいれる事もできません。
OL時代のお茶当番で「今日のお茶まずい」とまで言われたんですから・・・情けない(=_=)。
お茶なんて、急須に葉っぱを入れて湯を注げばいいのだ、いう認識しかもっていなかったのです。



鍋島焼の煎茶器


私は静岡県生まれで、子供のころから母のいれてくれるおいしい掛川茶をいただいていました。
いつもいつも、母がおいしいお茶をいれてくれるので、ついぞ、いい大人になっても自分でお茶をいれることなく過ぎ、「お茶は、お母さんがいれてくれるもの」から「お茶は誰かがいれてくれるもの」になって、今は「お茶はペットボトル」になってしまいました。


常滑焼四代目山田常山(山田絵夢)さんの本朱泥急須





こんな歳になって、上手にお茶をいれられないと告白したところで興味ないでしょうが、もっと上手にお茶をいれることができる女だったら、夫に逃げられなかったかも・・なんちゃって、関係ないかぁ(^O^)/




こんな私でも、なぜか煎茶器は好きで、ついつい買ってしまいます。
「こんな急須や器でいれたら、きっと、おいしいだろうな」なんて思うのですが・・・。
眺めながらペットボトルのお茶をいただく私なのでした(-。-)y-゜゜゜


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